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You need chaos in your soul to give birth to a dancing star. Friedrich Nietzsche
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恩田陸、常野物語第二作目!

前作、『光の帝国』の第一章に出てきた、春田一家のご先祖達が出てくるお話でした。

と、言っても春田一家が直接的な主人公ではなく

春田一家がお邪魔するとある村の地主の娘が主人公です。

本編はその土地を収める当主の屋敷に出入りする女の子の視点で語られます。

これがまたいいんだわ!

可愛い!!

たまらなく可愛い!!

胸キュン要素もお涙要素もバッチリで

微笑ましい気持ちになったり

切なくなったり

悲しくなったりと

その女の子の素直な感情や表現がストレートに伝わって来ます。

蒲公英草紙ってタイトルにピッタリの優しいお話でした。

また時代背景もよかった

戦争間近の日本の田舎でした。

読み終わった後に誰かをそっと抱き締めたくなりました。



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帰りのバスの中で読み終わりました。

じんわりしみるよい本です

柳田國雄の「遠野物語」をモデルに、恩田陸の『常野物語』

常野一族に纏わる短編が詰まった一冊です

一見てんでバラバラの話に見えますがそれぞれ、常野の人間だったり

常野に関係のある人間たちの話です

ジンワリ込み上げてくる話ばかりです

特にタイトルにもなっている「光の帝国」は後半泣きの話です

時代背景も、それぞれの章によってバラバラです

だけど、繋がっています

本当は「常野物語」の『エンドゲーム』が読みたかったんですが、

実は連作で『光の帝国』が第一作だったので、正直仕方がなく買いました(失礼

だけど!これ全部まとめ買いしても一気に読めちゃう本でした。

読みやすいし、面白いし、泣けるし、最高です。

今は第二作目の『蒲公英草紙』を読んでいます

恩田陸は興味のかけらもありませんでしたが、その分損してました

民俗学が混じった日本のファンタジーです

まさに私の大好物の一つなのに・・・

しっかり楽しめるいい本です。


ヤヴァイ!

このおもしろさハンパない!

ナツイチに感謝!

明日続きを買います。

集英社企画、ナツイチ

本屋さんの売上増強キャンペーンにまんまと乗せられるあたし・・・

だって、おまけのハチのストラップめっちゃかわいいんだもん!!

普段なら、カワイイだけを理由にものなんて買わないのに、こればっかりは

収集本能に火がついちゃってただ集めたい一心で参加してます(アフォ

別にストラップとか付けないし・・・(可愛げの無さ120%

『いちご同盟』ですが・・・

もともとタイトルを知っていて、と言うかタイトルが好きで何度か手にしてはスルーしてきました

今回はハチのストラップ効果も有り(結局そこ(笑))見事お買い上げ☆

ナツイチはいくつかのジャンルに別れて選定し売り出しているんですが、

この本は「恋したい」ジャンル・・・所謂恋愛小説ってジャンルで扱われていました

(ついでに・・・あたし、恋愛小説で満足させられた試しがありません・・・

前回読んだ『100回泣くこと』も泣かされはしたものの、あまり残るものは特になしで・・・(酷い・・・))

何はともあれ、好きなタイトルだけど恋愛物なのであまり期待せずに読んだ訳ですが・・・

根っからの青春ものでした!!

中学三年生で高校受験を前にした思春期少年少女のお話です。

色々な境遇、立場にある主人公たちのデリケートな心情と悩みが丁寧に書いてあります。

思わず、その気持ちわかる!伝わる!って頷いてしまうように本当に丁寧に書いてあります。

つか、これあたしの大好物でした!!

お気に入りリストにランクインです!!

あらすじは・・・

ピアノを愛する無口な少年・良一。彼は「どうせみんな死ぬんだばかやろう」と言う

メッセージを残して自殺した小学生の気持ちにシンクロ。

ある日野球部のエースで人気モノの少年・徹也に試合のビデオ撮影を頼まれます。

実はそのビデオ、徹也の幼馴染で病気に侵された入院している少女・直美に見せる為に撮ったものでした。

徹也を通して直美と知り合い、彼女を励ますうちに三人に絆が芽生えます。

とまぁ、超大雑把にこんな感じ?(適当・・・

個人的に、徹也と良一の友情と、タイトルでもある『いちご同盟』の所以にガッツリ泣かされました・・・

もう涙がポロポロ、鼻水ズルズル・・・(キチャナイ・・・

切なくって泣かされまくりでした。

途中、徹也と良一が相撲をするシーンがあるんですが、それも又切なくて・・・

また、良一がビデオで演奏した曲を直美が言い当てるシーンとか、

ベットに横たわる直美が告白するシーンとか、

病院から女の子を連れだす徹也を遠くで見送る良一とか・・・

もう泣きどころ満載・・・

本の中にいる彼らの気持ちが読み手側に流れ込んでくる感じがして涙腺を支配されてました。

コレはナツイチ企画に感謝。

本当にいいお買い物ができました。


夏ですね!!

この時期になると調子に乗って本何冊も買っては、挫折するんですが・・・

今年のあたしは違います!!

ちゃんと読み切ってますよ!!(当たり前

中村航の『100回泣くこと』は何も考えずにフィーリングだけでお会計しました。

感想は・・・

ちゃんと泣かされました。。。

いや、素直にいいお話でした。

特によかったのが、島本理生の解説。(笑)

ついでにこの本の作者は中村航です。(←ヲイ

誤解のないように!!!普通にいいお話でしたよ!!

ちゃんと泣かされましたから!!

でもね、本編読んだ後に解説を読んで、改めて本編を思い返し読み直すと、

尚いいんです!!

だからあえて解説という形で。

誰にでもお勧めできるいいお話でした。

私には珍しく王道的な恋愛物でした。

それ以上の説明はいりませんね。

つか王道の恋愛モノですから、説明もいりませんね!

想像した通りの展開が想像した通りに起こります。

素敵なのは中村航氏の文体によって綴られる

彼氏と彼女の関係性や心情ですね。

ジンワリきます。

いんやぁ~久しぶりに恋愛モノ読んだわ。

たまにはいいね!

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