You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
Friedrich Nietzsche
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帰りのバスの中で読み終わりました。
じんわりしみるよい本です
柳田國雄の「遠野物語」をモデルに、恩田陸の『常野物語』
常野一族に纏わる短編が詰まった一冊です
一見てんでバラバラの話に見えますがそれぞれ、常野の人間だったり
常野に関係のある人間たちの話です
ジンワリ込み上げてくる話ばかりです
特にタイトルにもなっている「光の帝国」は後半泣きの話です
時代背景も、それぞれの章によってバラバラです
だけど、繋がっています
本当は「常野物語」の『エンドゲーム』が読みたかったんですが、
実は連作で『光の帝国』が第一作だったので、正直仕方がなく買いました(失礼
だけど!これ全部まとめ買いしても一気に読めちゃう本でした。
読みやすいし、面白いし、泣けるし、最高です。
今は第二作目の『蒲公英草紙』を読んでいます
恩田陸は興味のかけらもありませんでしたが、その分損してました
民俗学が混じった日本のファンタジーです
まさに私の大好物の一つなのに・・・
しっかり楽しめるいい本です。
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