You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
Friedrich Nietzsche
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恩田陸、常野物語第二作目!
前作、『光の帝国』の第一章に出てきた、春田一家のご先祖達が出てくるお話でした。
と、言っても春田一家が直接的な主人公ではなく
春田一家がお邪魔するとある村の地主の娘が主人公です。
本編はその土地を収める当主の屋敷に出入りする女の子の視点で語られます。
これがまたいいんだわ!
可愛い!!
たまらなく可愛い!!
胸キュン要素もお涙要素もバッチリで
微笑ましい気持ちになったり
切なくなったり
悲しくなったりと
その女の子の素直な感情や表現がストレートに伝わって来ます。
蒲公英草紙ってタイトルにピッタリの優しいお話でした。
また時代背景もよかった
戦争間近の日本の田舎でした。
読み終わった後に誰かをそっと抱き締めたくなりました。
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