You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
Friedrich Nietzsche
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集英社企画、ナツイチ
本屋さんの売上増強キャンペーンにまんまと乗せられるあたし・・・
だって、おまけのハチのストラップめっちゃかわいいんだもん!!
普段なら、カワイイだけを理由にものなんて買わないのに、こればっかりは
収集本能に火がついちゃってただ集めたい一心で参加してます(アフォ
別にストラップとか付けないし・・・(可愛げの無さ120%
『いちご同盟』ですが・・・
もともとタイトルを知っていて、と言うかタイトルが好きで何度か手にしてはスルーしてきました
今回はハチのストラップ効果も有り(結局そこ(笑))見事お買い上げ☆
ナツイチはいくつかのジャンルに別れて選定し売り出しているんですが、
この本は「恋したい」ジャンル・・・所謂恋愛小説ってジャンルで扱われていました
(ついでに・・・あたし、恋愛小説で満足させられた試しがありません・・・
前回読んだ『100回泣くこと』も泣かされはしたものの、あまり残るものは特になしで・・・(酷い・・・))
何はともあれ、好きなタイトルだけど恋愛物なのであまり期待せずに読んだ訳ですが・・・
根っからの青春ものでした!!
中学三年生で高校受験を前にした思春期少年少女のお話です。
色々な境遇、立場にある主人公たちのデリケートな心情と悩みが丁寧に書いてあります。
思わず、その気持ちわかる!伝わる!って頷いてしまうように本当に丁寧に書いてあります。
つか、これあたしの大好物でした!!
お気に入りリストにランクインです!!
あらすじは・・・
ピアノを愛する無口な少年・良一。彼は「どうせみんな死ぬんだばかやろう」と言う
メッセージを残して自殺した小学生の気持ちにシンクロ。
ある日野球部のエースで人気モノの少年・徹也に試合のビデオ撮影を頼まれます。
実はそのビデオ、徹也の幼馴染で病気に侵された入院している少女・直美に見せる為に撮ったものでした。
徹也を通して直美と知り合い、彼女を励ますうちに三人に絆が芽生えます。
とまぁ、超大雑把にこんな感じ?(適当・・・
個人的に、徹也と良一の友情と、タイトルでもある『いちご同盟』の所以にガッツリ泣かされました・・・
もう涙がポロポロ、鼻水ズルズル・・・(キチャナイ・・・
切なくって泣かされまくりでした。
途中、徹也と良一が相撲をするシーンがあるんですが、それも又切なくて・・・
また、良一がビデオで演奏した曲を直美が言い当てるシーンとか、
ベットに横たわる直美が告白するシーンとか、
病院から女の子を連れだす徹也を遠くで見送る良一とか・・・
もう泣きどころ満載・・・
本の中にいる彼らの気持ちが読み手側に流れ込んでくる感じがして涙腺を支配されてました。
コレはナツイチ企画に感謝。
本当にいいお買い物ができました。
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